西武台新座中学校での本年度のご指導が始まってからはやひと月が経ちました。
生徒様たちは、着実にザジングルズロードを歩み、日一日とネイティブの発音に近付いておいでです。

本日は中学生のこの時期にザジングルズを始めていただくことの利点についてお話しさせていただきます。

正しい、または通じる英発音を身につけるために、いつまでに始めなければならないという期限はございません。私の父も会社を引退した後、ザジングルズで本格的に英発音を学び始め、ネイティブレベルの認定をいただいたひとりです。父は長年海外に駐在したサラリーマンでしたが、晩年になってから「最近英語の歌の歌詞が聞き取れるようになってきた」とまるで少年のように喜んでいたものです。

ただし、正しい英発音の習得に期限がない一方、最適な時期があるというのも、また事実です。
その最適な時期とは、母国後がしっかり確立され、かつ、体がまだ発達段階にあり、新しい体の動きがまるでスポンジが水を吸い込むように吸収できる、まさに中学生のこの時期なのです。

みなさまご存知の通り、ザジングルズはトレーニングを通して、英発音に必要な筋肉を鍛え、またその筋肉の使い方を習得して、ネイティブに近い英発音を目指します。
これは、スポーツ選手がその競技に必要な筋肉を鍛え、よりよいパフォーマンスができるように練習を重ね、筋肉の使い方の調節を習得するのによく似ています。

私どもは日頃から、どの年代の方にも、「ザジングルズのトレーニング方法で英語に必要なからだを作っていただくのが、英発音習得の最短の道です」とお伝えして、ご指導させていただいております。

最適な時期に最短の道!これが中学生からザジングルズに取り組んでいただくことの利点です。

海外では、日本人旅行者を他のアジアからの旅行者と見分けるのはとても簡単なことなのだそうです。今はさすがに「眼鏡にカメラ」ではないでしょうが、外見も多少あるでしょう。日本人贔屓かもしれませんが、日本人はとてもきれい好きだし、マナーもよいです。
でも、残念なことに私が聞いた識別法は、「日本人はあいさつをしない。英語を話そうとしない。」ことなんだそうです。
文化の違いも一因ですね。
日本で、エレベーターで一緒になったひとに「こんにちは!お元気?」なんて話しかけたら、気持ち悪い人になってしまうでしょう。
でも、アメリカではエレベーター内で黙っていることの方が、気持ち悪い人なんです。
アイコンタクトをして一言“Hi!” というだけでいいのですが、なかなか難しいようです。

私たち日本人は、難しい英単語をたくさん知っています。長文読解だって難なくこなします。それなのに、残念ながら、現状では日本人の多くはコミュニケーション能力が劣っていると評価されても仕方がありません。なんて悔しいことなんでしょう!

西武台新座中学校の皆さまには、正しい英発音を習得されることによって、英語、そしてご自分に自信を持っていただきます。通じることの楽しさは、自ずとさらなる興味や学ぶ欲求を呼び起こします。
興味を持ってさらに学習を広げ、深めていただくことによって、どこに出ても恥ずかしくない、そんな国際人になっていただけると確信しております。

ザジングルズのトレーニングをきっかけに、英語をさらに好きになっていただき、近い将来「カッコいい、通じる英語」を駆使して世界でご活躍される生徒様おひとりおひとりの姿を想像しながら、これからも誠心誠意ご指導させていただきます。

AST