皆さん、これまで
【音に集中した聞き取り方 ″アクティブ リスニング″】
をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。

今回は基本的な実施法と流れを
まとめてみたいと思います。

➀ まず、リスニングの音声を
2秒〜3秒 流して、止める。

➁ その後、
直ぐに「聞こえた通り」に
声に出して繰り返す。

➂ 慣れてきたら、繰り返すときは
特に「s ‘ス’ 音」が含まれている単語の
「S ‘ス’」を強調して、
‘ス〜’ と、2秒くらい伸ばして
強調してみましょう。

➃ 「リピーティング」後は、
直ちに「”ディクテーション”」します。
音化が大切なので、
スペルミスは間違いになりません。

➄ 3回繰り返しても
聞き取れなかったり、
繰り返せなかった時は
とにかく何か書き残してから、
次に進んでください。

➅ 慣れるまでは、
時間がかかると思いますし、
集中力も続かないでしょうから、
5-15分を目処に終わらせてください。

➆ 出来る範囲で一通り終わったら、
答え合わせをしましょう。
聞き取れなかった箇所や間違いは
リストを作るなどして
まとめておくと良いでしょう。
オリジナルの単語、表現集になりますよ。

➇ さらに音声を聴いて、
その音声をサンプルにして
音読を5回行いましょう。
また、その時の注意点としては、
シャドーイングはしないでください。

その理由については、
また別の機会にご説明しますね。

どうでしたか?

人によっては、
一般的なリスニング法や
テクニックとは
異なることが多いことに
気付かれたかもしれません。
また、『何か難しそう…』
『本当に効果があるのか?』
など、
半信半疑な人もいるかも知れません。

しかし、繰り返しますが

「自分で発音できない音は聞き取れません!」

これに尽きます。
是非とも、今のうちから
リスニング対策を始めていきましょう。

TAK